cleaning :吸って・・掃いて・・

”吸って吐いて”と言えば深呼吸。しかし、”吸う” / ”掃く”となるとその言葉から浮かんでくるのは掃除機や掃き掃除の光景だろうか。

建物の完成を迎えるとその時点から維持管理が始まる。住宅などでは購入(物を買う)という印象が強いが、洗浄(掃除)や呼吸(換気)することが建物にも人体にも共通する事象と捉えると、建物も長く使い続けるには維持管理が必須である。

以前、グッゲンハイム美術館の老朽化の状態を示す記事がニューヨークタイムズ誌にあり、そこではface-lift という ”整形美顔” という意味を併せ持つ単語が使われており、建物のメンテナンスを美容用語になぞらえており、それだけ美しく修復されるという意味もあるのだろう。

http://www.nytimes.com/imagepages/2007/04/16/arts/17guggenheim-graphic.html

NY gugghenheim

QRcode for KYU:

ダイヤル、プッシュ、ポケベル、ガラケー、スマホと進化を遂げる通信機器ですが近年QRコードを使って読み取らせることで情報を得ることも増えてきました。そこで atelierKYUでは年始の挨拶である年賀状にQRコードをカードのデザインに取り込んでみました。2015年のひつじ年、2016年のさる年と、干支の動物イラストに模様の一部とも見れるような案です。

QRコードのリンク先は試してのお楽しみですが、干支の動物に絡めたサイトを3か所ほどリンクしています。

Animals:with or versus:動物との関わり方

 24時間365日が止まることなく進んでいく中、時折人間であることと動物や植物との関わり方に考えることがあります。

愛玩動物は集合住宅などでは規制があり、広大な敷地に建物を建設するときには緑地の確保が必須となり、どちらも人間の都合により決められたルールによる動植物との関わり方のように見受けられます。

その一方で動物そのものを遊具にしているのは日本独特の発想なのでしょうか?タコやブタの滑り台などは遊具としての魅力を発揮しているように思います。大人になってしまうと滑ることより食べることに気が向いてしまいますが、いつ切り替わるのでしょうか。。。

タコ公園:Octopus slide

octopus park

pig park

豚の滑り台:Pig slide