sit and stay?:お座り+待て

 このように文字にすると犬にでも話しかけているようになりますが、公共交通機関などで座り待つということは都市の生活では自然な行為になっています。前後左右の状況によって座るに快適な位置を判断するのはもちろんですが、椅子の配置もその快適性に関わっていると思われます。適度な数量、適度な寸法、適度な間隔など、この適度が快適な空間の設計・デザインに繋がっていくのでしょう。

背中合わせ・向い合わせの座席/back to back -face to face seating

同一方向の座席/seating in one direction

Sun-Star-Moon:太陽と星と月

 年が明けるとは暦のことですが、春節(旧正月)になると月の暦での年明け、太陽暦に対して太陰暦とも言われています。年明けともなると国旗が掲揚されますがその旗にも太陽や星あるいは月が象徴としてあり、諸説、宗教や信仰にも起源があると言われています。現代の生活が24時間365日のサイクルである中、太陽や月、星の稀な現象時には注目されますが、高層ビルに囲まれて天空を見上げる機会も少なくなっているように感じます。液晶の光を見つめることの多い中、自然の光を感じる時間も必要なのでは。。。

の国旗:アメリカ合衆国 / 太陽の国旗:日本
 

Stars and  Stripes: Flag of USA  / Sun: Flag of Japan

Dragon to Snake:龍と蛇・辰から巳へ

西暦と干支を組み合わせて過ごすピークが年末年始になるかと思いますが、今年は龍から蛇へと変わります。非常に類似性を持っているように思うのですが、想像上の動物ではありますが龍が信仰につながることはアジア諸国にも見られ、蛇も日本において信仰の対象であることが出雲大社などを代表に見られます。信仰の具現化として寺社建築の装飾に施され、柱に巻きつく龍などは現代の建築には決して見られない細やかな技が注ぎ込まれて魂の宿りすら感じます。

石の龍@台湾 / 木の龍@出羽神社・山形

 

Stone Dragon on a column@Taiwan / Wood Dragon on a column@Japan