Temporary or Permanent

仮設の建築と現実:建築を恒久的なものと捉えるのが一般的ではありますが、仮設として一時的にイベントを開催したり、人の集まる場所として季節的に設けることも建築の現実としてあります。ロンドンのSerpentine GalleryやニューヨークのMoMA PS1は夏の仮設建築イベントとしては代表的ですが、近年では仮設建築の(恒久的な)デザインがある上で世界を巡回する企画があり、船舶・宇宙船や飛行物体の上陸・着陸を想起させる光景にも感じられます。

Channel Mobile Art (@NewYork)

Nomadic Museum (@Tokyo)

Crane >> Giraffe?

鶴>クレーン>吊る?:大規模な建設現場では良くお目にかかるクレーン。何本も並んでいる様はまさに群れをなしているようです。鶴に似ているからクレーンと言われるとも聞きますが、その首の振り方をみるとキリンにもみえるものです。建設現場ではタワークレーンが命名されたりもしますが、もはや機械ではなく命が吹き込まれているようです。

for Freight @ Seattle (シアトル港-貨物用)

for Construction @ Osaka (大阪-建設用)

Fixed Point – Lapse of Time

定点と時間:建てることや作ることに携わると、ビフォーアフターの対比だけでなく、その過程を記録することも多くあります。その中で定点での撮影+ウェブカメラなどによる記録方法が行われています。定点観測というと気象観測が最初に思いつきますが海・湖・川の近くに住む機会が多いと自主的定点観測をしているようです。

ミシガン湖 : 例年の冬(左) 寒波到来時(右)  (Frozen Lake Michigan)

多摩川: 通常の光景(左) 台風直後(右)  (Tama River after Typhoon)