ガラスやその透明感が空間に光と開放感をもたらす中、スクリーンというものが積極的に採用され、意匠・デザインとして進化しているように思えます。格子としてはプライバシーの確保や防犯というという点でも都市の高密度な環境では効果を発揮していますが、材料や加工技術の進化により自然をモチーフにしたスクリーンが見受けられます。近隣の街並みや風土との調和を意図して更には光が差し込む時のシルエットも狙いかと思われますが樹木の配置が困難で四季を感じることができないことからの落としどころとしての効果が抜群なのでしょうか。
カトレア型のスクリーン@東京/ Flower shaped Screen@Tokyo
葉をモチーフとしたスクリーン@京都/Leaf shaped Screen@Kyoto
伝統的出格子@飛騨高山/ Wood Lattice@Takayama
防犯用格子かご@台北 / Steel Screen Cage @ Taipei